はじめまして。
このブログでは、両親の住む実家【狭小地20坪の築50年を超えた古い木造住宅】を建て替えるにあたっての実務とノウハウ、そして心情的なぶつかりや変化を記録していきたいと思います。
家族構成
両親
70代後半。地方都市の鉄道駅ちかくの2階建て木造住宅に住んでいます。
正社員共働きで定年後は旅行や習い事、趣味など楽しくすごしているようです。食べ物や運動にも気を付けているので、色々持病はありますが足腰とても元気。
ただ、片付けが苦手で、とにかく物が捨てられない。いわゆるもの屋敷です。家もとっても古いので冬はめちゃくちゃ寒い。寒さに耐えることが健康の秘訣だと勘違いしていますw この冬、給湯器が故障して本当に極寒の地で私はお正月に寝泊まりできませんでした。寒すぎる~!
私(ブログ執筆者)
長女、独身アラフィフ、大学進学と共に18歳で一人暮らしをスタートしました。
自営業で出張が多いのですが、パンデミックの自粛中は日本でゆっくり落ち着いて生活できました。私は整理整頓が得意かつ引越し魔(国内外12回引越し)なので定期的に不用品処分ができており、身軽です。お部屋も綺麗で、いつ誰がきても上がってもらえる状態。
実家のもの屋敷に行くと、散らかっていてイライラしますし、とてもじゃないけどあの状況で仕事はできません。頭の中も部屋もすべてすっきりした状態でこそ、いい仕事ができると考えています。
その他の家族
兄弟がいますが、皆、専門性のある仕事をえて配偶者と共に堅実に暮らしています。
このブログの構成 ≪準備編≫ ≪始動編≫ ≪着工編≫ ≪完成編≫
≪準備編≫
建て替え以前に、ものであふれかえった実家自体を整理整頓しなくてはいけません。
建て替えの間は仮住まいへ引っ越しするわけですし、今のものがあふれた状態ではダメなわけで。
二人とも現役時代はフルタイムでハードワークでしたから、家はどうしても散らかっていました。食事は祖父母の家でとることがほとんどで、家事のけっこうな部分を私たち子供が担っていました。
世代的にも物が捨てられない人たちです。きれいな包み紙、高級店の紙袋、外国の紅茶の缶、景品マグカップなど、特にタダでもらったものを大切にしまいこんでいます。
スーパーのレジ袋や、街頭でもらうポケットティッシュ、温泉旅館のタオルと使い捨て歯ブラシセットも膨大な量が。
物理的に捨てることもたいへんでしたし、
同じくらい、心理的にものを捨てることへの葛藤を理解してあげることも、それはそれは大変でした。
何度かけんかをしなくてはいけなかった。ぶつかり合いが必要な場面もありました。
自分たちの生活を勝手に変えないでくれ、という想いがある一方で、
このままでは子供たちに迷惑をかけるという自覚もあるわけです。
親子関係は良い方ですが、それでもケンカしなくてはいけない状況と、その結果などもお話したいと思います。
≪始動編≫
このブログを書き始めた2022年初夏、やっと建て替えが≪始動≫しました。
予算を決め、引っ越しも3か月ごと決め、やっと住宅展示場に足を運んだのが春の終わり。
始動編では住宅メーカーや工務店など、複数の業者とのやりとりや相みつの取り方、決断までの情報の取り方や価格交渉の内容をお話したいと思います。
また、高齢者の引越しのコツや、相続と将来的に賃貸で活用する可能性も書いていきます。
≪着工編≫
解体作業、地盤調査、上棟式、建設推移などを記録していきます。
うちは地方都市のJR駅近く。でも狭小地で20坪しかなく、しかも道路が狭いので大型重機が入れません。両隣も民家ですので、壊すのも建てるのも制限があります。
そのあたりの注意点も記録しようと思います。
≪完成編≫
完成した家について、色々お伝えしながら、家づくり全体を振り返ります。
アフターメンテナンスや、家具の配置・工夫もお伝えします。
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